2022年夏、大雨で自宅が床下浸水してしまいました。
大ショック!!
「火災保険から、きっと床下浸水の保険金が出るだろう」と思っていたんですが…。
調べてみると、床下浸水では保険が簡単には出ない?!
基準が厳しい?!ことが判明。
でも幸い、うちの場合はギリギリ保険が出ました!
保険会社の方に現地立会い調査をしてもらい、家の周りの基礎面の高さをよく調べてもらったおかげです。
床下浸水でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
床下浸水は火災保険が出ない?!
大雨や台風で、床下浸水してしまった…。
火災保険(水災)に入ってるから、大丈夫じゃない?
実際に床下浸水被害に遭ってしまったので、床下浸水と火災保険についてめちゃくちゃ調べました。
基本的に、
- 床下浸水のみでは保険が出ない。
- 床上浸水は保険が出る。
という保険会社が多いみたいです。
一部の共済・保険では、そもそもが床上浸水以上でないと保証されないようです。
加入中の保険会社に直接確認してみてください。
うちは、東京海上日動の火災保険に加入中(水災あり)。
条件によっては、床下浸水でも保険が出る場合があるとわかりました。
https://faq.tokiomarine-nichido.co.jp/faq/show/4888?category_id=159&site_domain=default
ただしその条件が厳しいことが判明!
床下浸水で火災保険が出る条件・基準は?
引用:価格.com -水災(水害)とは? 火災保険で補償される範囲とされない範囲
火災保険で「水害」の保証をつけていれば、床上浸水もしくは上記の基準で保険が出ます。
うちで該当したのは「1.地盤面から45cmを超えて浸水した場合」。
でもこの条件も、計測してみたら床上浸水ギリギリなんですよね・・・。
地盤面をどこととらえるか?がポイント。
最初は、地盤面は道路と同じ高さ(自宅駐車場が面しているところ)かと思ったけど違いました。
うちのケースでは、地盤面=「住宅基礎」でした。
つまり、「基礎部分が45cm以上浸水していること」が条件!
※保険会社にもよる可能性があります
我が家では、基礎部分は45cmも浸水してませんでした。
床下点検口の下の浸水も、たった1cm…。
45cmなんて…絶望的…!😭
でもなんと、火災保険がギリギリ出ました!!!
我が家のケースで実際どうなったか、詳しく書いていきます!
★我が家は、
- 東京海上日動-トータルアシスト住まいの保険に加入
- 水災オプションに加入済み
- 代理店と火災保険の審査員に現地調査してもらった
このブログの情報はあくまでもそういうケースもあった、という参考程度にしてもらえればと思います。
詳しい部分については、加入中の火災保険のコールセンターや担当者に相談してくださいね!
床下浸水の「地盤面から45cm」の審査を受けた
火災保険の審査員が現地調査にやってきた
加入している火災保険の代理店に連絡し、被災して2週間後くらいに火災保険の審査員が現地調査にやってきました。
保険適用になるかを判断する、プロの審査員です。
うちのケースでは、
- 調査員2名
- 保険の代理店担当者1名
- 私
の計4名で、家の周りを見て回りました。
地盤面は、住宅基礎部分と言われました。
(写真見えづらいですが)基礎部分で40cm。
50cmはもう窓のサッシに到達…!
45cmなんて、床上ギリギリくらい…!
犬走りの高さもカウントされた
実際に大雨で水が上がったのは、基礎から約30cm前後でした。
ただし、うちは基礎周りに犬走りがあります。
犬走りがむき出しで高さがあるところがあり、そこも基礎にカウントしてもらえました!
- 基礎 35cm
- 犬走り 13cm
→足して48cmくらい!
陥没も大雨の影響…😭
ちょうど調査してもらってる時にこの上を歩いたら、穴が空いて!見つかりました。
陥没は市が設置した浄化槽のせいのようだったので、後日こちらの負担なしで修繕してもらえました!
奇跡的に、45cmの基準をクリア!
ただし、現地調査の時点では確定にはなりません。
調査内容を持ち帰って、改めて審査・確認しますね!
仮に45cm以上と判定された場合でも、「床下清掃だけでは保険金対象外、修理代(床暖房などが故障し、修理した場合など)しか通常は出ない」と言われました😭
床下浸水の審査基準クリア!保険金が無事に出た!
なんと翌日、すぐに代理店経由で連絡が来ました!
床下浸水の基準クリアで、保険金が出ることに!!
45万も!!!本当によかったです!!
車も水没して廃車になってしまったし、すごくありがたかったです😭
ただし、これはあくまでも我が家のケース。
万が一床下浸水してしまい、うちと同じような状況でも保険金がおりるとは限りません。。。
あくまでも参考情報としてください。
- 我が家は、東京海上日動-トータルアシスト住まいの保険に加入
- 特定設備水災補償特約(エアコン室外機やエコキュート等)もつけていたが、外の設備は故障しなかった
車も水没して廃車になってしまったので・・・参考までにまとめました。↓
役所などでやった手続きもまとめました。↓
床下浸水の水抜きは自分たちで・・・床下清掃は業者にお任せ!
床下の清掃は、住宅メーカー経由で業者に委託してやってもらいました。
かかった費用は35万・・・!!!😭
他で探す方法もあったけど、万が一何かあったら住宅メーカーに苦情や質問ができるので(笑)
高いけどそうしました。
床下清掃は、ハウスクリーニング業者とは違って特殊清掃業者になるみたいです。
床下清掃業者を探してみるといいと思います。
業者が入る日までの簡単な水抜きは、自分たちでやるよう言われ、やりました😭
洗車用の大きなスポンジ2個とバケツを買い、床下点検口から地道に水を吸ってはバケツに絞り・・・
夏だったので、めちゃくちゃ汗だくになりました。。。
もう2度とこんな経験はしたくありません!!😭
火災保険が出るかわからなくても、現地調査してもらうのは大事!
ダメ元でも、被災したらできるだけ現地調査を依頼しましょう。
保険会社によっては、写真撮影→提出→審査になる場合もあるようです。
写真審査がダメなわけではないですが、現地調査を依頼する方がおすすめです。
うちは、地震災害でも現地調査を依頼しました。
新築1年目に震度5強の地震が! →家の中と外にヒビが・・・😭
その時も、代理店の担当者に協力してもらい、被災写真をすぐに撮って提出。
住宅基礎のクラックも実際に見てもらいました。
被災報告書(申請書)の書き方もサポートしてもらえました。
なんと、数十万も保険金がおりました!
ダメ元でしたが、自信がなくても保険適用になるか調査してもらうのはすごく大事だと思いました!
調査費用はかからないし、もし数十万保険がおりたら、ものすごく大きいですよね!
代理店担当者が気の利く方で、率先してサポートしてくれて、本当にありがたかったです。
自分達だけではどうしたらいいかわからなかったり、コールセンターとのやりとりだけだと不安なところもあったと思うので、とても頼りになりました!
火災保険の申請サポートの業者もある
代理店は通していなくてどうしたらいいかわからない場合は、火災保険の手続き申請をサポートしてくれる業者を使うのも手だと思います。
物件調査を含めた給付金申請までの費用は、無料。
実際に保険金が支払われた場合に、手数料が発生。
依頼してないのに訪問で突然やってくる業者は、詐欺です!
実際にそういう業者が来た、という人がいました。注意しましょう!
「住宅保険の窓口」で実際に保険金が受け取れた口コミ↓
https://note.com/cross_group/n/n7247518daf39
被災した場合は、写真での審査や現地調査をしてもらった方がいいと思います。
電話で話しただけではお互いわからないこと、見落としていることがあるかもしれません。
我が家も、現地調査してもらえたのでパッと見ではわからないところ、ネットで調べても載ってなくて知らなかったところを審査員の方に気づいてもらって、幸い保険が降りました!
ネットに載ってなかっただけに、一例としてブログに書きました。
調査してもらっても保険金がまったく降りない可能性もありますが、火災保険申請サポートを利用しても保険金0なら手数料も発生しないので、ダメ元で見てもらうのはありだと思います。
床下浸水はまさに「万が一」な経験なので、せっかく火災保険に加入しているなら保険を活用したいですよね!
床下浸水した場合のまとめ
- 床下浸水で火災保険が出る基準は、地盤面から45cm以上の浸水
- どこまで水が上がったか写真を撮っておく
- 加入中の火災保険の担当者・コールセンターに相談する
- 現地調査で審査を受ける
- 地盤面がどこになるかで、基準クリアするかが変わる
床下浸水が出る火災保険会社を探す方法
我が家は、水害エリアに家を建てたので火災保険加入時に水災をつけました。
まさか本当に水害に合うとは思いませんでしたが・・・😭
火災保険会社は 一括見積もりで比較しました。
時間が省けるし、各代理店の対応の良さ・スピーディーさなども比較できます。
家を建てるにあたって他にも色々やることがあったので、助かりました!
うちは、火災保険は東京海上日動にしました。
車の保険も東京海上日動の代理店さんにお願いしていたから。
ただし実際に被災してみて、保険の料金より保証内容や万が一の際のサポート体制の方が大事だなと思いました。
うちは水害と、地震でもお世話になり、被災時の代理店さんの対応がすごくスピーディーで、すごく安心・信頼できました。
料金だけの比較だと他に安いところもあったけど、対応がいいところで本当にすごく助かりました。
異常気象が多い昨今は、いざという時って結構頻繁にあるもんですしね!
費用だけでなく、保証内容と各代理店の対応をチェックするのがおすすめです!