2022年夏、大雨で自宅が床下浸水してしまいました。
初めてのことで、大ショック!!!
火災保険に加入しているので、「きっと床下浸水の保険金が出るだろう」と思っていたんですが…。
調べてみると、床下浸水では保険が簡単には出ない?!
基準が結構厳しい?!ことが判明。
でも幸い、うちの場合はギリギリ保険が出ました!
保険会社の方に現地立会い調査をしてもらい、家の周りの基礎面の高さをよく調べてもらったおかげです。
床下浸水でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
床下浸水は保険が出ない?!基準が厳しい?!
「大雨や台風で、床下浸水してしまった…。」
最近は全国で異常気象が続いてるので、決して他人事ではないですよね。
でも、まさか新築の我が家が!
実際に床下浸水被害に遭うとは!!!😭

火災保険(水災)に入ってるから、大丈夫じゃない?
と思って、床下浸水と火災保険についてめちゃくちゃ調べました。
すると、床下浸水は保険が出る基準が厳しいことが判明!
引用:価格.com -水災(水害)とは? 火災保険で補償される範囲とされない範囲
- 地盤面から45cmを超えて浸水した場合
- 再調達価額の30%以上の損害
地盤面から45cmを超えて浸水した場合?
厳しいと思ったのが、「地盤面から45cmを超えて浸水した場合」という基準。
その地盤面をどこととらえるか?によって、かなり変わってきます。
最初は、地盤面は道路と同じ高さ(自宅駐車場が面しているところ)かな?と思いました。
それだと浸水したのが膝上以上だったので、軽く50cm以上はあります。
でも残念ながら違いました。
うちのケースでは、地盤面=「住宅基礎」でした。
住宅基礎は、家の土台のコンクリートの部分。
つまり、「基礎部分が45cm以上浸水してないと火災保険が出ない」ということなんです!
※保険会社にもよる可能性があります
我が家では、基礎部分は45cmも浸水してなかったと思われ、床下点検口の下の浸水も、計測したら1cmでした…。
45cmなんて…!絶望的…😭
でもなんと、火災保険がギリギリ出ました!!!

我が家のケースで実際どうなったか、詳しく書いていきます!
★我が家の前提として、
- 東京海上日動-トータルアシスト住まいの保険に加入
- 水災オプションに加入済み
- 代理店と火災保険の審査員に現地調査もしてもらった
このブログの情報はあくまでもそういうケースもあった、という参考程度にしてもらえればと思います。
詳しい部分については、加入中の火災保険のコールセンターや担当者に相談してくださいね!
床下浸水の「地盤面から45cm」の審査を受けた!

- 地盤面から45cmを超えて浸水した場合
- 再調達価額の30%以上の損害
現地調査では全体的に審査してもらいましたが、やはり主に1.の条件が大きかったです。
火災保険の審査員が現地調査にやってきた
加入している火災保険の代理店に連絡し、被災して2週間後くらいに火災保険の審査員が現地調査にやってきました。
保険適用になるかを判断する、プロの審査員です。
うちのケースでは、
- 調査員2名
- 保険の代理店担当者1名
- 私
の計4名で、家の周りを見て回りました。
地盤面は、住宅基礎部分と言われました。

(写真見えづらいですが)基礎部分で40cm。
50cmはもう窓のサッシに到達…!
45cmなんて、床上ギリギリくらい…!
犬走りの高さもカウントされた!
実際に大雨で水が上がったのは、基礎から約30cm前後でした。
ただし、うちは基礎周りに犬走りを作りました。
犬走りがむき出しで高さがあるところがあり、そこもカウントしてもらえました!

- 基礎 35cm
- 犬走り 13cm
→足して48cmくらい!
陥没も大雨の影響です…😭
ちょうど調査してもらってる時にこの上を歩いたら穴が空いて!見つかりました。
陥没は市が設置した浄化槽のせいのようだったので、後日こちらの負担なしで修繕してもらえました!
奇跡的に、45cmの基準をクリア!
ただし、現地調査の時点では確定にはなりません。

調査内容を持ち帰って、改めて審査・確認しますね!
仮に45cm以上と判定された場合でも、「床下清掃だけでは保険金対象外、修理代(床暖房などが故障し、修理した場合など)しか通常は出ない」と言われました😭
水が引いた後、基礎が乾く前に、できればどこまで水が上がったかの写真を撮っておくといいです。
うちは被災のショックで基礎の水濡れ写真を撮り忘れてしまいましたが、庭の水位写真は撮ったので、そこから推測しました。
床下浸水の審査基準クリア!保険金が無事に出た!

なんと翌日、すぐに代理店経由で連絡が来ました!
床下浸水の基準クリアで、保険金が出ることに!!
45万も!!!本当によかったです!!
車も水没して廃車になってしまったし、すごくありがたかったです😭
ただし、これはあくまでも我が家のケース。
万が一床下浸水してしまい、うちと同じような状況でも保険金がおりるとは限りません。。。
あくまでも参考情報としてください。
- 我が家は、東京海上日動-トータルアシスト住まいの保険に加入
- 特定設備水災補償特約(エアコン室外機やエコキュート等)もつけていたが、外の設備は故障しなかった
火災保険が出るかわからなくても、調査してもらうのは大事!

うちは、東京海上日動の火災保険+地震保険に加入しています。
去年、震度5強の地震があり、家の中と外にヒビが入ってしまいました。
新築1年目なのに…!
その時も、代理店の担当者に協力してもらい被災写真を提出。(この時は審査員の現地調査はなかった記憶があります)
なんと、数十万も保険金がおりました!
ダメ元でしたが、自信がなくても保険適用になるか調査してもらうのはすごく大事だと思いました!
調査費用はかからないし、もし数十万保険がおりたら、ものすごく大きいですよね!!
代理店担当者が気の利く方で、率先してサポートしてくれて、本当にありがたかったです。
自分達だけではどうしたらいいかわからなかったり、コールセンターとのやりとりだけだと不安なところもあったと思うので、とても頼りになりました!
代理店は通していなくてどうしたらいいかわからない場合は、火災保険の手続き申請をサポートしてくれる業者を使うのも手だと思います。
物件調査を含めた給付金申請までの費用は、無料です。
実際に保険金が支払われた場合のみ、手数料が発生します。
被災した場合は、基本的に写真や現地調査をしてもらった方がいいと思います。
電話で話しただけではお互いわからないこと、見落としていることがあるかもしれません。
我が家も、現地調査してもらえたのでパッと見ではわからないところ、ネットで調べても載ってなくて知らなかったところを審査員の方に気づいてもらって、幸い保険が降りました!
ネットに載ってなかっただけに、一例としてブログに書きました。
調査してもらっても保険金がまったく降りない可能性もありますが、火災保険申請サポートを利用しても保険金0なら手数料も発生しないので、ダメ元で見てもらうのはありだと思います。
床下浸水はまさに「万が一」な経験なので、せっかく火災保険に加入しているなら保険を活用したいですよね!
床下浸水した場合のまとめ
- 一般的に保険が出る基準は、地盤面から45cm以上の浸水
- どこまで水が上がったか写真を撮っておく
- 加入中の火災保険の担当者・コールセンターに相談する
- 現地調査で審査を受ける
- 地盤面がどこになるかで、基準クリアするかが変わる
家を建てる際、どこの火災保険に加入するか?をネットで調べても決められなくて、一括見積もりで比較しました。
一括なら時間も省けますし対応のスピーディーさなども比較できます。
家を建てるにあたって他にも色々やることがあったので、助かりました!
うちは、結局車の保険と同じで、保証内容もいい東京海上日動にしました。
ただし、実際に被災してみて、価格より保証内容や万が一の際のサポート体制の方が大事だなと思いました!

ハザードマップをチェックして、どの保証内容を手厚くするか決めましょう!